アガリクス(ヒメマツタケ)

おもな効能
  • 免疫の活性化
  • がんの発生予防や増殖抑制
  • がん治療に伴う副作用の軽減、治療効果の向上
  • 糖尿病や高脂血症の予防作用
説明

一般にブラジル原産の和名カワリハラタケのことをアガリクスと称して、健康食品として販売されてます。1970年代後半に、最初はヒメマツタケとして販売され、健康食品としては非常に高価でしたが、1990年代に栽培方法が確立されてからは入手しやすくなりました。

またハラタケ属のキノコの学名がアガリクスであるために、カワリハラタケでないキノコをアガリクスと称して販売されているものもあります。

アガリクスには各種アミノ酸、脂質、ビタミン、ミネラルを含み抗がん作用のあるβグルカンなどの多糖類が6種類以上も見つかっています。

アガリクスに含まれるβグルカンなどの多糖体は、免疫担当細胞であるマクロファージ、ヘルパーT細胞、NK細胞を活性化させ、がんの予防、がんの増殖抑制に効果があるとされています。

有効性

2004年に子宮頸がんなどの患者の化学療法中の副作用や免疫機能を調べる臨床実験が実施され、アガリクスを摂取した患者に化学療法による副作用の症状の改善が認められ、抗がん剤投与開始から3週間目と6週間目のNK細胞の細胞損傷活性が上昇していたことが確認されたと報告されています。

成人男女12名に3か月間のアガリクスの通常摂取試験を実施し、体重、腹囲、BMI,体脂肪率の測定、血液検査を行った結果、体重、BMIの低下が観察されました。肝機能の検討のため、AST、ALT、γ-GTPの正常値群と未病値群に分けてアガリクス投与前後の変化を検討した結果、脂質、血糖レベルの減少が確認され、肝機能の改善があったことが報告されました。

ビーグル犬を使った動物実験でアガリクスが放射線照射時の免疫低下を抑制した学術文献が発表されました。

霊芝とアガリクスの培地由来の水溶性抽出物を使った、マウスの動物実験では放射線による生存期間の短縮を予防し、小腸細窩損傷に対する放射線防御作用があるとする学術報告がされています。

摂取方法

がんに対する予防効果を得るためには継続して摂取します。
アガリクスのサプリメントには原料として使う部分や抽出方法によって品質の差が大きいので、信頼できるメーカーの製品を利用してください。

副作用

特に問題となる健康被害や副作用はないとされています。

注意

他の健康食品や医薬品との併用に問題ないとされています。