アンセリン

おもな効能
  • 抗疲労効果
  • 抗酸化作用
  • 血圧を下げる
  • 抗炎症作用
  • 尿酸値を下げる
説明

アンセリンとカルノシンはβ-アラニンとL-ヒスチジンの2種類のアミノ酸が結合したジペプチドで、このジペプチドはイミダゾールジペプチドと呼ばれています。

アンセリンとカルノシンは動物の筋肉中に多く含まれています。人を含む哺乳類ではアンセリンよりもカルノシンが多く含まれていますが、鳥類やカツオ、マグロなどにはアンセリンが特に多く含まれています。

疲労の原因である乳酸が筋肉中に過剰に蓄積されると筋肉のpHは酸性になります。アンセリンは筋肉中の乳酸を中和して筋肉のpHを中性に保ち運動の持続を可能にし、疲労感を軽減させる作用があります。

常に高速で泳ぐカツオ、マグロや2週間休まず飛び続ける渡り鳥などの筋肉にはアンセリンが多く含まれています。

アンセリンには活性酸素を抑える抗酸化作用があります。活性酸素には塩素系、水酸化系、窒素系などの種類があり、植物由来のポリフェノールやビタミンCなどは塩素系の活性酸素の抑制効果が低くいのですが、アンセリンは塩素系の活性酸素を強く抑制します。

アンセリンには血液中の尿酸値を下げる作用があります。アンセリンは尿酸が過剰に作られるのを抑制し、さらに過剰になった尿酸の排泄を促進して尿酸値を下げる効果があります。

有効性

平均年齢50歳の中高年の男性を対象にした試験でアンセリン-カルノシン400mg、ビタミンC300mg、フェルラ酸20mgを含む清涼飲料水を8週間飲用したところ、血液のリンパ球DNAの酸化傷害の防止作用があり、飲用を中止した4週間後には効果が半減していたという報告があります。

慢性的に疲労、ストレスを感じている平均年齢33歳の男性22名、女性10名の合計32名を、1日あたりアンセリン50mgを摂取するグループとプラセボを摂取する2つのグループに分けて、8週間後のアンケートで比較すると摂取1週間後からアンセリン摂取グループにおいて疲労感の軽減効果がみられました。

尿酸値が6.5~8.0mg/dlと高めの成人男性31名を2つグループに分けて、4週間1日当り50mgのアンセリンを摂取したグループとプラセボを摂取したグループで比較したところ、アンセリン摂取グループでは摂取2週間目から尿酸値の降下がみられ、摂取終了後2週間でも尿酸値の降下がみられた報告があります。

摂取方法

健康維持、生活習慣病予防で摂取する場合は継続して摂取することで効果が期待できます。
運動による疲労軽減、筋肉痛予防などの目的の時は運動前の摂取で効果が期待できます。

副作用

カツオ、マグロや鶏から抽出される天然由来の成分なので特に問題となる副作用はないと考えられます。