アスタキサンチン

おもな効能
  • 強力な抗酸化症による老化防止
  • 加齢性黄斑変性症や白内障などの目の老化防止
  • 動脈硬化など生活習慣病の予防、改善
  • 免疫力の正常化や認知症などの予防効果
説明

アスタキサンチンはβカロテン、リコピン、ルティン、ゼアキサンチンなどと同じカロテノイドの一種で天然の色素物質です。緑黄色野菜の赤、黄色、オレンジなどもカロテノイドの色素によるものです。

エビ、カニなどの甲殻類の殻の赤い色素で、それらを餌にするマダイの体表やサケの筋肉の赤色部分などに多く含まれています。甲殻類のアスタキサンチンはたんぱく質と結合して存在し青灰色をしていますが、加熱によってたんぱく質が変質するとアスタキサンチンの赤色が現れてきます。

アスタキサンチンはカロテノイドの中でも強い抗酸化作用があります。活性酸素の中でも特に反応性の高い一重項酸素に対して、アスタキサンチンの抗酸化力はビタミンEの1,000倍、βカロテンの100倍の抗酸化力を持つといわれています。

また、アスタキサンチンにはメタボリックシンドロームに関与する内臓脂肪から分泌される善玉サイトカインである、アディポネクチンの分泌量を増やす効果があることが分かりました。アディポネクチンは高血糖、高血圧、高脂血症などを改善する働きがあります。

有効性

男女16名にアスタキサンチン16mgを3か月間摂取したところ、内臓脂肪から分泌されるアディポネクチンの分泌が最高で18%増加しました。また、インスリン抵抗性を引き起こす物質が約29%減少したと言われています。

マウスを使った実験でも、普通食、高脂肪食、高脂肪食+アスタキサンチンで16週間飼育したところ、アスタキサンチンを摂ったグループは高脂肪食だけのグループに比べて、内臓脂肪で30%弱、皮下脂肪で約40%少なく、普通食のグループと同程度であったという結果が報告されています。

摂取方法

継続して摂取することで効果が期待できます。

副作用

過剰症や副作用は特に報告されていません。食物由来の成分なので適量を守れば問題はないとされています。