コンドロイチン

おもな効能
  • 変形性関節症、関節炎の症状の予防、改善
  • 骨粗しょう症の予防
  • 脂質代謝、動脈硬化の予防、改善
  • がん細胞の増殖、転移の抑制
  • 美肌効果
説明

一般にコンドロイチンと呼ばれているコンドロイチン硫酸はムコ多糖の一種で、ムコ多糖はアミノ糖を含む多糖のことです。体内ではたんぱく質を核として結合したプロテオグリカンとして存在しています。特に軟骨の細胞を結びつける細胞外マトリックスに多く存在していますが、皮膚や脳など人のあらゆる組織に含まれています。

関節において骨同士が接触しないように軟骨がクッションの役目をしていますが、コンドロイチンは軟骨の重要成分として存在しています。また、コンドロイチンの保水性によって関節液を保持し、関節が滑らかに動けるようにする潤滑油の役目もしています。また、関節液は血管の存在しない軟骨へ栄養分を届ける役目をしているとも言われています。

コンドロイチンは多量の水分を抱え込むことができるので、皮膚の真皮では肌の水分保持に重要な役目を果たしています。加齢によるコンドロイチンの減少は、肌の水分を失う原因となって、シワやたるみを生じさせます。

骨はコラーゲンにカルシウムが沈着して形成されます。コンドロイチンはカルシウムをコラーゲンに沈着させる助けをしています。

コンドロイチンは血液中の脂質、コレステロールを除去する作用があり、また血管壁に沈着したコレステロールも排除するので動脈硬化の予防、改善の効果が期待されています。

人の体の血管は成長期に盛んに形成されますが、成人する頃には完成して、妊娠時や血管が傷ついたり血流が遮断された場合などを除き、新しく血管が作られることはありません。不必要に新しい血管が作られると様々な病気の原因となります。がん細胞の増殖、リウマチ、関節痛、網膜症、乾癬などの発症に新しく血管が作られる血管新生が関わっています。

コンドロイチンは血管新生を調整する作用があり、不必要な血管新生を抑制し、必要な血管新生を促す働きがあります。がん細胞は血管新生を促して増殖を促進するので血管新生の抑制はがん細胞の増殖を妨げると考えられます。

摂取方法

変形性関節症や関節炎の症状改善には継続して摂取することで効果が期待できます。またコンドロイチンとグルコサミンを併用することでより効果があるとされています。

副作用

特に問題となる副作用はないと考えられます。