共役リノール酸(CLA)

おもな効能
  • 脂肪燃焼を促進する
  • 蓄積された脂肪を燃焼させる
  • 脂肪の蓄積を抑制する
  • 抗アレルギー作用
説明

共役リノール酸は必須脂肪酸のリノール酸と化学式は同じでも分子構造が異なる異性体であり、CLAとも呼ばれています。共役リノール酸(CLA)には体内の脂肪の燃焼を促進し、脂肪を蓄積しにくくする作用があります。また、抗腫瘍、抗アレルギーなどの作用もあるとされています。

共役リノール酸(CLA)は天然に含まれるトランス脂肪酸で、トランス脂肪酸は一定量を摂取すると悪玉であるLDLコレステロールを増加させて、心疾患の危険性を高めるという理由で使用を規制する国が増えていますが、アメリカ食品医薬品局やデンマークでは共役リノール酸(CLA)をトランス脂肪酸の規制から除外しています。

脂肪細胞中の脂肪はリパーゼによって脂肪酸に分解され、血液中に流れ出した脂肪酸は細胞内のミトコンドリアによって、筋肉などを動かすエネルギーであるATPに変換されます。リパーゼは脂肪分解酵素で共役リノール酸(CLA)によって活性化されます。したがって共役リノール酸(CLA)には脂肪の分解を促進する作用があります。

また、エネルギーとして使われなかった血液中の脂肪酸は再び体脂肪として蓄えられますが、共役リノール酸(CLA)はこの脂肪酸の合成を抑制する働きをします。

アレルギー炎症を促進するアラキドン酸はリノール酸から生成されますが、共役リノール酸(CLA)はリノール酸からアラキドン酸の生成を抑制します。

さらに、共役リノール酸(CLA)にはアレルギー反応を引き起こす免疫抗体グロブリンEの産生を抑制し、アレルギーを抑制する免疫抗体のグロブリンGとAを産生する作用があります。

共役リノール酸には(CLA)は血液中のコレステロール、中性脂肪を減らす働きがあり、抗酸化作用により悪玉であるLDLコレステロールが血管壁に蓄積するのを防止して動脈硬化を予防する効果もあるとされています。

しかし、一方では共役リノール酸がリポたんぱく(a)という成分を増やすので、血液を固まりやすくして動脈硬化を促進するのではないかともいわれています。リポたんぱく(a)は血液が凝固した時にこれを溶かす綿溶系というシステムを阻害する働きがあるのです。

摂取方法

1日に2000~3000mgといわれています。一度に摂らずに2、3回に分けて摂りましょう。
体脂肪の燃焼を目的とするならL-カルニチンやコエンザイムQ10といっしょに摂取すると効果が上がるようです。

副作用

過剰摂取により極端に体脂肪を減らしすぎて、脂肪肝や糖尿病を発症したデータもあるようです。

注意

キトサンは脂肪の吸収を抑制するので、いっしょに摂ると共役リノール酸(CLA)の効果が阻害されます。