クランベリー

おもな効能
  • 膀胱炎、尿道炎の治癒と予防
  • 殺菌抗菌作用
  • 抗酸化作用
説明

クランベリーはツツジ科の属する低木で、果実は非常に酸味が強く、クランベリーエキスは膀胱炎、尿道炎などの尿路感染症の予防に効果があります。同じツツジ科のブルーベリーやビルベリーにはみられない作用です。

クランベリーの有効成分はプロアントシアニジンとキナ酸で、プロアントシアニジンはポリフェノールの一種でクランベリーの赤い色素を構成し、抗酸化作用、抗菌、抗ウイルス作用などがあります。尿路感染症においては細菌の付着や増殖を抑制する作用があります。抗酸化作用によって活性酸素を減らして、生活習慣病の予防にも効果があります。

尿のpHは弱酸性を中心にアルカリ性と酸性の間で変化していますが、尿路感染症の原因となる細菌は中性からアルカリ性で増殖します。クランベリーに含まれるキナ酸は肝臓で安息香酸から馬尿酸に代謝されて、尿を弱酸性にして細菌の増殖を抑える働きをします。尿路感染症は再発しやすく、クランベリーの継続摂取は再発予防に効果があるとされています。

有効性

1994年、高齢女性153名を対象にクランベリーを日常的に摂取したグループと摂取しなかったグループでは、摂取したグループで尿路感染症のリスクが最大で73%も低下することが実証されました。

2001年のフィンランドで尿路感染症に感染している150名の女性を対象にクランベリーを毎日摂取するグループ、乳酸菌飲料を週に5日摂取するグループ、偽薬を摂取するグループでは、6か月後に尿路感染症の再発を調べたところ、クランベリー摂取グループでは16%、乳酸菌飲料摂取グループでは39%、偽薬のグループは36%でした。12か月後でも同様な傾向が認められました。

摂取方法

尿路感染症の予防、再発防止、抗ウイルス作用を期待するならば継続摂取が必要です。

副作用

クランベリーは食品としての歴史が長く、適量の摂取ならば問題はありません。