EPA
エイコサペンタエン酸

おもな効能
  • 高脂血症の改善
  • 血栓症の予防
  • アレルギーの症状の改善
  • 認知症、うつ病の症状改善
説明

エイコサペンタエン酸(EPA)はドコサヘキサエン酸(DHA)とともにオメガ3脂肪酸に分類される不飽和脂肪酸のひとつで必須脂肪酸です。

エイコサペンタエン酸(EPA)は血液の粘性を低下させ、赤血球膜を軟化させて血液が固まりにくくする作用があります。脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる血栓を予防します。

エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸は、オメガ6脂肪酸と同様の代謝経路によってエイコサノイドという生理活性物質に変換されます。オメガ6系から変換されるエイコサノイドはオメガ3系に比べて生理活性作用が高く、炎症や免疫の過剰反応を起こさせ、生活習慣病やアレルギーの原因となっていると考えられます。

エイコサペンタエン酸(EPA)を含むオメガ3系の摂取を増やすことはオメガ6系の代謝を阻害します。代謝経路の共通するオメガ3系はオメガ6系のエイコサノイドの生成を抑制するのです。エイコサペンタエン酸(EPA)などのオメガ3脂肪酸の摂取は生活習慣病やアレルギーの改善に効果があると考えられます。現代の魚をあまり食べなくなった食習慣においては、オメガ6系の摂取は過剰気味で、オメガ3系は不足する傾向にあります。

有効性

1日4g以下のエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取によってLDLコレステロール値が5~10%、中性脂肪値が25~30%低下したとされる報告があります。

1日2700mgのエイコサペンタエン酸(EPA)を8週間投与したところ、本態性高血圧の改善がみられた研究もあります。

1日2gのエイコサペンタエン酸(EPA)を抗うつ治療と併用して、うつ状態の改善がみられた報告があります。

摂取方法

生活習慣病の予防や改善を期待するならば、継続した摂取が望ましいです。
食事に青魚などを取り入れても摂取することができます。

副作用

魚食などでも摂取できる成分なので、問題となるような副作用はないと考えられます。

注意

大量摂取によって出血しやすくなることが考えられますが、問題となったケースはないようです。