α-リポ酸

おもな効能
  • 代謝をアップする
  • 抗酸化作用と抗炎症作用
  • 血糖値を下げる
  • 解毒作用
説明

α-リポ酸(アルファリポ酸)はチオクト酸とも呼ばれ、ビタミン様物質として扱われる物質です。食物にも含まれていますが、その量はわずかで、体内で生成されるα-リポ酸も微量で、加齢とともに生成量は減少します。

α-リポ酸は細胞内のミトコンドリアが糖をエネルギーに変える過程に欠かせない物質です。しかし、α-リポ酸がたくさんあっても糖の分解が促進されるわけではなく、エネルギーとしてどんどん使われている状態の時にα-リポ酸が必要なのです。したがって、エネルギーが使われない状態でα-リポ酸がたくさんあっても効果はあまり期待できません。ダイエット目的でα-リポ酸を摂取する場合は、運動を伴わなければ効果は現れないと考えられます。

α-リポ酸にはビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化力があるといわれています。さらにコエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオンなどの他の抗酸化物質を再活性化させる働きがあります。

心筋梗塞、脳卒中、糖尿病性神経症、アルツハイマー病、パーキンソン病や脳機能、免疫力低下の予防、改善に効果があるとされています。

α-リポ酸は医薬品としては血糖値を下げ、肝臓の働きを強化して、食中毒や金属中毒の解毒剤として使用されていました。

有効性

2型糖尿病患者74名にα-リポ酸を1日600mgあるいは600mg以上投与した臨床試験において、糖尿病性神経症の症状が改善された報告があります。

糖尿病性神経症患者328名を3グループに分け、それぞれにα-リポ酸を1日当り100mg、600mg、1,200mgの投与を3週間継続した臨床試験では、600mg投与したグループが痛みや麻痺の症状が最も改善されたと報告されています。

α-リポ酸を1日150mg、一ヶ月間の経口摂取によって緑内障、視覚機能の改善がみられた。

動物実感においてα-リポ酸、ビタミンC、ビタミンEの混合物投与によって、白内障の症状に改善がみられた。

試験管内の試験ではHIVウイルスの増殖を抑制した報告があります。

細胞培養研究ではα-リポ酸が、老化して非効率的なミトコンドリアを、若返らせ活性化させることが証明されています。

摂取方法

生活習慣病の予防、アンチエイジングにα-リポ酸を摂取する時はビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10などの他の抗酸化成分をいっしょに摂取するのが効果的。

ダイエットを目的とする場合は、脂肪の燃焼を促進させるL-カルニチン、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、ビタミンB群などをいっしょに摂取して、運動をするのが効果的です。

α-リポ酸は空腹時に吸収率が高くなるとされているので、食事前の空腹時に摂取するのがよい。

副作用

補酵素でもあり体内でも生成される成分なので特に問題はないとされてます。

注意

人によってはインスリン自己免疫症候群を引き起こして、低血糖発作を起こすことがあります。