肝油エキス

おもな効能
  • 抗酸化作用
  • 抗がん作用
  • 免疫力の強化
説明

肝油エキスはおもに深海ザメの肝臓から採取されています。光も届かない水深1000mを超える深海に棲むサメは高水圧、低酸素の環境でも生き抜く生命力を持っています。その秘密が体重の25%を占める肝臓にあるといわれています。

深海ザメの肝油エキスの有効成分はおもにスクワレンとアルコキシグリセロールにあり、DHA、EPA、脂溶性のビタミンAやD、各種の脂肪酸なども含まれています。

肝油エキスに含まれるスクワレンは抗酸化物質で老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を消去する働きがあります。さらに活性酸素を消去して機能を失った他の抗酸化物質を再び蘇らせることができるのです。

また、スクワレンは皮膚への浸透性が高く、高級化粧用オイルとして利用されています。

肝油エキスに含まれるアルコキシグリセロールは、がん細胞による血管新生を阻害する作用があり、肝油エキスの抗がん作用が示唆されています。

がん細胞は血液から酸素と栄養素を取り入れて増殖します。がん細胞が100位に成長すると酸素と栄養素が不足するので、がん細胞自身が血管を新生するための増殖因子を産生するといわれています。肝油エキスの血管新生を阻害する働きはがん細胞に酸素と栄養素を与えずに増殖を抑制するのです。

またアルコキシグリセロールはがんの放射線治療の副作用を緩和するという報告があります。

肝油エキスに含まれるアルコキシグリセロールは免疫に関与する顆粒球やマクロファージを活性化して免疫力を強化する働きがあります。

肝油エキスをB型、C型慢性肝炎の患者に投与したところ、自覚症状や肝機能指標に改善がみられたようです。

摂取方法

免疫力の向上や生活習慣病の予防、改善を期待するならば、継続して摂取する必要があります。

副作用

血管新生を阻害する作用があるので、胎児の成長や創傷治癒、虚血性疾患などにおいては、悪化させる可能性があります。

注意

がん、生活習慣病、肝臓疾患などで治療中の場合は医師に相談して摂取するようにしてください。