マンガン

説明

マンガンは骨の形成や代謝に関係し、体内の組織や臓器に広く存在しています。多くの酵素の構成成分であり、さまざまな酵素活性にもかかわっています。活性酸素を除去するSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)の構成成分にもなっています。

マンガンは動物性食品よりも植物性食品に多く含まれ、通常の食生活をしていれば不足することのないミネラルです。

マンガンは骨、軟骨、関節液、皮膚などの結合組織と骨の形成を助け、骨や皮膚の健康の維持に欠かせません。また、インスリンの合成にもかかわっているので不足すると糖代謝の異常から糖尿病につながる恐れがあります。

動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病や老化の原因のひとつに活性酸素がありますが、マンガンは活性酸素を消去するSODの構成成分として働いています。

不足すると成長異常、骨格の異常、骨粗しょう症、生殖機能低下、肌あれ、糖質や脂質の代謝異常などが起こる可能性があります。

普通の食生活で過剰症の心配はありませんが、サプリメントなどを摂取量を超えて長期間服用した場合などで精神障害、中枢神経障害などをひき起こすことがあります。

微量ミネラル食事摂取基準(厚生労働省2010年版)