オリゴ糖

おもな効能
  • 腸内善玉菌の活性化
  • 大腸がん予防
  • 高脂血症の改善
  • カルシウムの吸収を高める
説明

ブドウ糖や果糖などの単糖類同士が結合したもので、二糖である砂糖や麦芽糖などもオリゴ糖の仲間ですが、通常は三個以上の単糖が結合した物をオリゴ糖と呼びます。10~20以上の単糖が結合した物は多糖と呼び、オリゴ糖には含みません。

母乳栄養児は人工栄養児に比べて病気にかかりにくいことが知られていました。健康な母乳栄養児の便には人工栄養児の便よりもたくさんのビフィズス菌が含まれていることがわかり、研究によって母乳にはオリゴ糖が含まれていることがわかりました。

オリゴ糖には腸内のビフィズス菌を活性化する効果があり、ビフィズス菌の活性によって免疫力が向上し健康改善に効果があります。

オリゴ糖はカロリーが砂糖の半分以下で、体内に吸収されずに腸に到達します。腸内に到達したオリゴ糖はビフィズス菌などの善玉菌の栄養となって善玉菌を増殖、活性化するのです。ビフィズス菌だけでなく酪酸を産生する菌も活性化されると、酪酸は大腸の蠕動運動を高めるだけでなく、大腸がんの予防にも効果があります。

オリゴ糖を摂取するとカルシウムの吸収を促進するというデータがあります。善玉菌が作る酢酸やプロピオン酸がカルシウムの吸収を助ける働きをするからです。また、プロピオン酸は肝臓でのコレステロールや中性脂肪の合成を抑制する働きがあります。

摂取方法

オリゴ糖摂取後、腸内のビフィズス菌は1週間ほどで増加しますが、摂取を中止すると1週間ほどで摂取前のレベルに減少するので、継続して摂取しなければ効果は期待できません。

副作用

大量に摂取した場合に、お腹がゆるくなって下痢を起こすこともあります。