パントテン酸

おもな効能
  • 抗ストレス
  • エネルギー代謝の維持
  • 善玉コレステロールの生成を促す
  • 肌や髪の健康維持
  • 免疫力を高める
説明

パントテン酸はビタミンB群に含まれる水溶性ビタミンです。動物性、植物性の食品に広く含まれるので、通常の食生活で不足になることはほとんどありません。

パントテン酸は脂質や炭水化物の代謝を始め140以上の酵素の補酵素として働いています。ストレスを緩和する副腎皮質ホルモンの合成を助けるのでビタミンCと共に「抗ストレスビタミン」とも呼ばれています。

パントテン酸はエネルギー代謝にかかわっているので、不足するとエネルギーの産生が減少して疲れやすくなるだけでなく、体に脂肪が溜まりやすくなります。

パントテン酸には善玉コレステロールであるHDLの生成を促す働きがあるので、動脈硬化などの生活習慣病予防にも効果があります。

パントテン酸は脂肪酸の代謝に重要な補酵素を構成する物質なので、皮脂の合成、分解を促しニキビやアトピーを改善する働きがあります。また、ビタミンCと共にコラーゲンの生成に欠かせないので、皮膚の健康維持や髪のダメージの回復、抜け毛予防にも役立っています。

パントテン酸はビタミンB6や葉酸と共に免疫にかかわるタンパク質を作り、ウイルスに対する免疫力を高めます。

水溶性であるためすぐに排泄されてしまいますが、通常の食生活では不足する心配はないと言われています。薬やサプリメントなどで大量に摂取した場合に吐き気や食欲不振などの報告があります。

水溶性ビタミン食事摂取基準(厚生労働省2010年版)