エノキタケ

おもな効能
  • がんの予防、抑制効果
  • 自己免疫力を高める
  • 抗酸化作用
  • 内臓脂肪蓄積抑制作用
説明

エノキタケはキシメジ科のキノコの一種で古くから食用にされています。エノキタケには免疫力の向上作用やがんの予防、治療効果があるとされています。

エノキタケの有効成分にはβグルカンの他にもエノキタケ特有の低分子たんぱく結合多糖体が含まれています。

長野県のエノキタケ栽培家庭の大規模な調査によって、がんによる死亡率低下にエノキタケが効果があることが確認され、さらに免疫力の向上によって風邪にかかる率の低下も示されました。

また、エノキタケには筋肉を減少させることなく、内臓脂肪を低減させる作用があることが明らかとなり、人による臨床試験でも効果が認められています。

有効性

長野県のエノキタケ栽培家庭174,500名を対象に1972~86年の15年間の大規模調査で、エノキタケ栽培家庭のがん死亡率が40%低いことが確認され、特に胃がん、食道がんにおいて顕著にみられました。

東大医学部出身で凍結手術で有名な外科医である田中茂男博士は、自らが直腸がんになったおり、直腸がんの手術前エノキタケの熱水粗抽出物を1日当り1,800mg、2ヶ月間摂取したところ腫瘍径が30mmから12mmに縮小しました。その5年後には皮膚がんを発症し、エノキタケの熱水粗抽出物の摂取によって1年後には治癒に成功しています。

マウスに肉腫を移植する試験において、移植前7日間、移植後14日間マウスにエノキタケ熱水抽出物を腹腔内注射した後、24日目にがんを摘出し重量を測定した結果、10mg/kg投与群で98.5%の腫瘍阻止率を示した。

マウスに肉腫を移植する前のエノキタケ熱水抽出物の経口試験において、1,500mg/kgを20日間与えた群で10匹中4匹でがんが付かず、1,000mg/kgを40日間与えた群では10匹中5匹にがんが付かなかった結果が示されました。

30~60歳の男女76名を無作為に2群に分け、エノキタケ抽出物含有の茶飲料と抽出物を含有しない茶飲料を1日に350mlを12週間摂取したところ、エノキタケ抽出物含有群において、体重、腹囲、内臓脂肪面積率、体脂肪の減少が認められ、摂取終了4週間後には測定値が試験前の状態に戻っていました。

摂取方法

短期間の摂取では効果が期待できないので継続摂取によって効果が期待できます。

副作用

1日の摂取量の目安の3倍量を4週間連続摂取した試験において、問題となるような胃腸障害や生理的異常はみられませんでした。

注意

生のエノキタケには溶血作用があるので必ず加熱して食べる。