ビタミンB1

おもな効能
  • 糖質の代謝
  • 神経機能の維持
説明

ビタミンB1はチアミンとも呼ばれる水溶性ビタミンのひとつです。基本的に細胞はブドウ糖を燃焼させてエネルギーを産生しています。エネルギーが作り出されるまでには多くの段階があり、様々な酵素が働いています。この過程でビタミンB1は欠かせない栄養素で、不足すると糖質の代謝異常が起こります。

ビタミンB1の不足によって糖質の代謝異常が起こると、糖質の不完全燃焼が起こりビルビン酸や乳酸が血液や筋肉中にたまり、神経機能の調整や消化機能が低下するので全身の倦怠感、食欲不振などを招きます。ひどくなると手指や足先のしびれや動悸、息切れなどの症状がでて、脚気や多発性神経炎が起こります。

ビタミンB1は水溶性で水に溶けやすく熱にも弱いので、食品中に含まれるビタミンB1の半分から3分の1は調理中に失われると考えられています。米を研ぐ時は少ない水量で手早く研ぎ、煮汁やゆで汁なども捨てないで、できるだけ利用するような調理法が良いとされます。ビタミンB1は調理での損失を考慮し、意識して多めに摂取する必要があります。

ビタミンB1を多く含む食品は豚肉、ボンレスハム、レバー、たらこ、卵、玄米、豆類などがあります。

水溶性ビタミン食事摂取基準(厚生労働省2010年版)